週刊少年ジャンプ感想まとめ 2022年9号

アニメ

呪術廻戦

第173話 東京第1結界⑬

伏黒VSレジィもとうとう決着。

天元との関係性が示唆されていたレジィですが、その関係性はあくまでも「天元を知っている」程度のようです。

伏黒は天元から聞いた「死滅回遊の目的」がブラフではないか、という可能性を考えるも、レジィの反応からそれを否定。
天元が羂索と手を組んで敢えてブラフを教えた…ということはなさそうです。

レジィは今わの際になって、伏黒に自身の持ち点である41点を伏黒に譲渡し「オマエは運命に翻弄され、道化となって死んでくれ」という言葉を残して死んでいきます。
ポイント譲渡の理由は「こうした方が面白くなる予感」とのこと。
今後、伏黒が何かしらのルールを追加した場合、伏黒の思惑と反する状態になりそうなことが示唆されていますね。
運命に翻弄され、道化となって死んでくれという言葉といい、嫌な予感しか…。

さすがにメインキャラの伏黒がそんな死に方をしないとは思うのですが、呪術師に後悔のない死などないそうなので(あと作者は性格が悪そうなので)、不穏な雰囲気を感じますね。

加えてレジィに勝利した伏黒の前には、『天使』の姿が。
天使がどういう立ち位置にいる呪術師なのか、五条悟の封印に関してどのように関係して来るのか、楽しみなところです。

一方、伏黒VSレジィでちょっと存在を忘れていましたが、伏黒に加勢した高羽とハゼノキの戦いも決着がつきました。

そこでサラっと高羽の術式について触れられていましたが、さすがに強すぎないか??

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五条悟も万能といえば万能の能力を持っていますが、万能度で言えば高羽の方が遥かに高いですね。それでありながら五条悟にも対抗できうるとなると、これはいよいよ特級でも上位レベルですね。

「ウケると確信すること」が発動条件の前提となっているため、殺傷能力は低そうですが、応用力は非常に高いものだと思います。(実際、作中でも「あんかけ」を全身に纏っています)

それだけの術式を持つ高羽は伏黒を助けてくれましたが、その理由は「公平性に欠けるから」というものでした。
果たして高羽は今後、仲間になるのか、それとも敵として立ちはだかるのか…。
高羽の動向にも注目ですね。

そしてもう一方、仙台結界。

こちらでは東京結界よりも激しい戦いが行われていたようで、それぞれ54~91点という高ポイントを持つ、3名の呪術師+1匹の特級呪霊による三竦み状態となり、状況が拮抗していました。

その中でも91点という最高得点を持った呪術師が死亡。
拮抗した状態を破壊したのは、我らが特級術師、乙骨憂太です。

乙骨といえば、劇場版の呪術廻戦0において五条、夏油、九十九に並ぶ「特級」として登場しましたが、その最大の理由は特級過呪怨霊・折元里香が憑いているというものでした。
0本編で里香が解呪されたため、乙骨ってもう特級じゃなくない?と思っていたのですが、再登場した際には特級という立場が示されていました。
里香が原因で特級だったと思うけど、まだ特級なんだ。なんだかよくわからないな。…と思っていたのですが、その理由が今回サラっと明かされましたね。

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どうやら乙骨は百鬼夜行後、つまり折元里香の解呪後は特級以下(おそらく狗巻と同じ2級とか?)にランクを落とされるも、三カ月で再び特級術師へと返り咲いたようです。
百鬼夜行での実戦経験が生きたんでしょうか。

いずれにしても、今後乙骨が暴れてくれそうな展開ですね。乙骨推しの僕からするとワクワクです。
また、ノってるときは乙骨より強いという秤の活躍も気になるところ。

今週は情報が盛りだくさんで、ますます続きが気になる回でした。
できれば死滅回遊が終るまで休載なしで頑張ってほしいです…!

アオのハコ

#38 人たらし

いよいよ先輩がインターハイに出発するということで、先輩に声をかけようとする大喜。

「インターハイに行けるように」と願いをかけたミサンガが切れていなかったために、ミサンガに追加でお願いをしよう、ということで「怪我なく、練習の成果を発揮し、勝利できますように」と大喜は願掛けを行います。
しかし先輩は「パワーが足りない気がするから直接くれ」とハイタッチを要望。

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こういった2人の行動に対してお互い「人たらしだ」と思うわけですが、2人ともわりとチョロいのでは?

今週は雛ちゃんの出番がすくなかったので、来週は頼むよ…。

ドロンドロロン

第8話 ダチ

先週に引き続き、主人公・ドラの親の仇である般若牛鬼戦です。
般若牛鬼との戦いにギンチヨが参加し、三人で協力しての戦いとなりました。

しかし、般若牛鬼は攻撃力はともかくとして、防御力がずば抜けており、ギンチヨの一撃すら傷一つ付きません。
さすがにこれは強い。というか、有効打がない以上、勝てなさそうです。
やはり一度撤退して、もっと上の役職の侍を呼ぶべきなのでは…。

しかしドラたちは、針を出す瞬間、針山を攻撃すれば斬れるだろうと推測し、そこへの攻撃に賭けることに。

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ギンチヨを囮として奇襲を行い、最後に針山を切り裂くという展開になりました。

この流れだと、ここで3人が般若牛鬼を倒した成果が認められ、侍として中央だか東京だかの強者が並ぶ部隊へと移る…という展開に続きそうですね。
個人的にはドラの一撃だけでは倒すに及ばず、緊急で派遣された上士侍が力を見せつける、みたいな展開だと熱いと思うのですが…さすがに般若牛鬼はこの3人で倒すと思われます。

アヤシモン

第10話 違います

アヤシモン、個人的にはわりと好きなのですが、近頃若干失速したというか、「分かりやすく熱い展開」というのが少々不足している印象を受けます。

まず今回の熱い展開の一つであるウララの心情の変化。

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これまで話の中心であり主軸となっていたのがマルオであったため、ウララがあーだこーだいってもイマイチ響きませんでした。

捨て駒にするつもり、というちょっと悪そうな一面はたびたび覗かせていましたが、人情に揺れるという描写が少ないのが、今回響かなかった最大の原因でしょう。
橋姫との描写もあるにはあったのですが、正直不足している印象が否めません。

速い展開に対して、キャラクターへの理解が追いついていない、というのが正しいでしょうか。

また、連載が始まったばかりのため、敵味方の相関図や目的もよくわかっていない状態です。
結局陰陽寮がどのような立ち位置をとっているのか、他のグループがどのような目的を持っているのか、そういったことがまだまだ理解できないため、他のやつらがどうとか、ここでウララを殺すべきだとか言われても、イマイチ僕には危機感が伝わってきませんでした。

地獄楽の方がずっと分かりやすい話だっただけに、ここまで分かりにくくなるのは意外でした。

おそらく今後、一旦マルオの修業期間だったり、状況の説明だったりに入ると思うので、そこで分かりやすくなるといいのですが…。

とりあえず橋姫はわりと推していたキャラなので殺さないでほしいですが、望み薄かな…。

アンデットアンラック

No.096 霊魂

いよいよアンデットアンラックも100話が目前となってきましたね。
100話を迎えたら、また巻頭カラーと表紙を飾ってほしいものです。

今回の話は、クエスト報酬によって追加された新ルール・新UMAのゴーストが登場しました。

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これによって死の概念が変化し、風子の魂を肉体に戻せば風子が蘇生される…はずだったのですが、UMAゴーストによって風子の魂は連れ去られてしまう。

一方、ルインという前回登場した不滅が登場。UMAゴーストに風子の魂を処理させようと暗躍していました。

風子を取り戻すために必死になるアンディに、ルインは「キミはまだ何も知らない。だからこんな女(風子)に必死になる」と、アンディと風子を引き裂こうとします。

このルインの目的は、アンデットアンラックの物語の根幹に関わってきそうですね。

魂だけになってしまった風子ですが、アンディは一瞬ですが触れることができました。
「人は魂で生きている」というアンディの発言が、UMAゴーストの登場によって言葉通りの意味を持つようになったということでしょうか。

はやく来週のジャンプを読ませてほしい。

守れ!しゅごまる

第9話 守れるのか!?しゅごまる

今回のしゅごまるは、しゅごまるが果たしてボディーガードとして相応しいのかを試される回でした。

余談です。

しゅごまるでは遊戯王ネタが非常に多いですが、その遊戯王は先日、マスターデュエルというインターネットゲーム?が登場して非常に話題になりましたね。過去のカードから最近発売されたカードまで登場しているということなので、カードプールの幅が半端じゃないですね。
ちょっと興味はあったのですが、カード数が多すぎてなかなか手が出ない…。

また、今回の回は「壁を破壊して別の道を通る」というHUNTER×HUNTERネタをガッツリ使っていました。今週はロボ子の方でもHUNTER×HUNTERネタを使っていたので、HUNTERネタが豊富な週になりましたね。
肝心のHUNTER×HUNTER、はやく連載再開して

となんだかんだしている間にスカルの藤井と葵が登場しましたね。

週刊少年ジャンプ2022年9号 (右上:葵、左上:藤井)

さなぎと葵(画像下両サイド)の違いが間違い探しレベルでわからん。

PPPPPP

第18話 ミモ

PPPPPPもついに18話。だいたい打ち切りになる漫画は16話程度で終ることが多いので、なんとか打ち切りは免れたのでしょうか…?
うーん、まだわからん!

とりあえず今回はコンクールに向けての修行回。このコンクールが終わった後で続くかどうか、というところでしょう。
これまで空気だったフルスさんがようやく音上の人間と勝負をすることになったため、フルスさんの掘り下げに期待です。

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また、本編最後の修行場にはどういうわけか、ミーミンも乱入。
フルスさんとミーミンの絡みにも期待したいですね!

おまけ

今後連載される作品を選定するということで、近頃はジャンプで金未来杯が行われていましたね。

  • 「VROOM!!!」
  • 「人造人間100」
  • 「失恋ビギニング」
  • 「SNOW SMILE」
  • 「ヨド・ヴィーナス」

今回はこの5作品が掲載され、うち1作品が連載される形となっていました。

見事連載を勝ち取ったのは、なんと「人造人間100」でした。

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僕としては、最も推していた作品だけに嬉しかったですね。絵が綺麗だった「VROOM!!!」が取るんじゃないかと思っていたので。

人造人間100、面白い連載になることを期待しています。

ちなみに過去に金未来杯で連載した作品は、直近で排出した作品だと、レッドフードや仄見える少年と、連載を打ち切られてしまった作品ばかりですが、過去にはぬらりひょんの孫やべるぜバブなど中堅作品も排出しています。

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