11.8 雑記

もうすぐ日付が変わってしまう。

なんだか妙に眠れなくて、今日は文字でも書いて頭の中を発散しようと思う。

最近は就活をしている。

就活はなかなかうまく行かないな。

うまく行かないというより、楽な方、楽な方へとどんどん流されて行っているのだ俺が。

ちょっと求人見たらもう嫌になってしまう。現実逃避したくなる。

それで現実逃避の手段として第五人格をやるんだけど、うまく勝てなくて、悔しくて、思い通りにいかないストレスにむしゃくしゃして、また第五人格をやる。

負のループじゃん、第五。

朝起きたらシャドバやってミッション達成しようとするし。とりあえず寝て元気になったらあれやこれややろうと思っていても、なんとなく第五つけたりとかしちゃってね。そんで勝てなくてイライラしてふて寝するのよ。地獄のループだ。

頭の片隅には「転職活動しなきゃ」「何かしなきゃ」と思っているんだけど、手は第五をやってるのよ。せめてブログ書くなりAIの使い方を調べるなりしているなら少しは達成感が得られるのだろうけど、でもそれってエネルギーがいることだから、やっぱり第五をやっちゃうんだよね。最悪だ。

なんか最近、文字を書くことも嫌になってきた。

いや、嫌ではないんだけど、以前ほどの集中力を保てなくなってきたというべきか。

もう長い間小説もブログも書いていないから、文字を書く習慣がどんどんとなくなってきてしまっているんだよね。この文章を書いている間も、俺は一体何を書けばいいんだろう、ってなってる。頭の中身がぐちゃぐちゃだ。

サラタメさんの動画に「スマホ脳」という動画があった。

スマホを見続けると脳が破壊される、的な内容だ。

俺は「わかっている」と思った。スマホなんてみなければ見ないほどいい。わかっている。

そんな俺のスマホの週の平均使用時間は11時間だ。ありがとう。無事破壊されている。

どうして俺はスマホを触ってしまうんだろう?

逃避だ。現実から逃げたい。

どうして現実から逃げたい?

失敗をしたくない。自分の無能を知りたくないから。

でも、失敗をすることは当然のことで。誰しも最初の一回で成功しつづけられるわけではなくて。特に俺のような凡人は何度も何度も失敗して、その先にようやく得られるのが成功のはずで。だけど俺は最初から一発の成功ばかりを求めて、うまくいかない、うまくいきっこない、どうせ無駄…という感じで心のどこかで諦めてしまっている。

いや、違う。諦めているのではなく、頑張らない理由を心のどこかで探してしまっているのだ。失敗を恐れているからだ。無駄になることを恐れているからだ。だから何もしない。何もしないための理由を作っている。

しょうもないプライドである。

もっと小説に本気だったころは、とにもかくにも小説を書いていた。小説を書くのが楽しかった。息を吸うように文字を書き、夢を見るかのように小説のことばかりを考えていた。あの頃は楽しかった。他のことは何も考えず、とにかく小説のことばかりを考えていた。

おかげで就職先はろくなものじゃないし、大学も単位で苦労した。でも卒論だけは、文字を書くことに慣れていたのでなんとかなった。その点だけは役に立っていた。

とはいえ人間、欲は出るもので。

両親が幸せそうだったからそれにあやかりたくて、俺は結婚をしたいと思った。だけど相手を探すのはめんどくさいし、自分から恋愛に積極的になるのもめんどくさい。だから俺は考えた。

小説書いて成功して、俺の小説に惚れてくれた子と付き合えばいいじゃん、結婚すればいいじゃん、と。

今にして思うと、あの時の俺は本当に天才だと思う。

というか、世界の心理である。

恋愛とかいう対して興味もなければ苦手なことを頑張って、今はこうして結婚できているわけだけれど。結婚したことに対してさほど不満はないし、幸せを感じることは都度あるけれど。けれどもそうではないのだ。俺が求めてきた生き方は、俺の100点はそこじゃない。

もうずっと小説のことを考えて生きていたかった。

自分の小説が下手だとか、他のだれだれの方が上手に書けるとか、賞が取れた取れないだとか、お金を稼げる稼げないだとか、そういうことすら考えたくなかった。

ただ小説を書きたかった。ミステリが好きだから、読者をだませるような小説を書きたかった。バトル漫画が好きだから、血沸き肉踊り、胸が熱くなるようなバトル小説を書きたかった。可愛い女の子を書きたいし、こんな男になりたいという主人公を書きたかった。自分もこんな主人公のように生きていきたいとたくさんの人に感じてほしかった。俺がこれまで、たくさんの物語に、たくさんの主人公たちに勇気をもらってきたように。

ただそれだけ。ただそれだけのために。

自分がこの世で一番面白いと思える小説を書くためだけに小説を書きたかった。

できればそんな小説を読んだ人から絶賛してほしいけど。

それはそれとして。

俺はやっぱり小説が好きなんだな。

俺が思いつきもしないアイデアを出してきた漫画を読むと悔しい。

俺が美しいと思う文章を軽々お出ししてくる小説家はみんな許したくない。

俺がこの世界で一番の物語を生み出したいのだ。

俺にとっての一番を作りたいのだ。

やっぱ小説書くしかないな、俺。

俺ってやっぱり小説が大好きなんだ。

前はいつも、頭の中のぐちゃぐちゃを文字に書き出すと「小説書こう」という結論に出ることが多かったけど、まだ俺の結論は小説なんだな。

文字が大好きなんだ。物語が大好きなんだ。

また書こう。でも就活もやらないといけないよね…。

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