週刊少年ジャンプ感想2021年46号(10/17発売) 感想まとめ

アニメ

僕のヒーローアカデミア

No.330 俺と僕

今回は、アメリカNo.1ヒーローであるスターアンドストライプと死柄木弔の前面衝突の回でした。
いよいよ戦闘が始まったことにより、スターアンドストライプの個性が明かされましたね。

その個性は『新秩序』。対象に触れた後、名を呼ぶことで対象に新たなルールを設定できるとのこと。
これまでアメコミなどで登場したことのないジャンルの、斬新な能力でした。これは予測不可能でした!

少年ジャンプ2021年46号

しかし流石は堀越先生。ヒロアカの中でも少々解説が必要な能力ではありますが、『新秩序』という一言で上手く能力を表現しています。分かりやすくていいですね。

そのスターアンドストライプが最初の『新秩序』は、死柄木周辺の大気を存在できなくすること。
ヒーローを名乗っている以上、捕らえる方向に向くかと思いきや、開幕から殺意が高すぎる!
「死んでおけ」とは、とんでもないことを言うものです。
それだけ死柄木に対して警戒しているということなのでしょうが、少々戸惑ってしまいました。

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対する死柄木の方は、複数個性の使用は勿論ですが、それに加えて、AFOと精神が混じり始めている様子。これによって新たな人格を形成しつつあるようです。
どのような名前になるかはわかりませんが、次回は死柄木AFOが「ハッピーバースデー、僕(clap!clap!)」とか言って新たな名前を名乗ることでしょう。

来週も楽しみ…と言いたいところですが、来週のヒロアカはお休みです。
再来週が楽しみですね!

呪術廻戦

第162話 東京第1結界②

今回は死滅回遊に参加した虎杖と伏黒が、各々初心者狩りの術師らと遭遇し、日車を探す話でしたね。

メインは虎杖と初心者狩り術師・羽場との戦い。呪術廻戦の戦闘は頭を使うものが多いですが、今回も過去の術師との戦闘経験を活かしたことで戦闘に勝利しています。
今回は敵の実力がそこまで高くないこともあり、シンプルな戦闘に収まっていましたが、やはり呪術廻戦は戦闘が面白いですね。

また最後の場面では、虎杖と伏黒は日車の居場所を聞き、それぞれ池袋、新宿に日車がいるとして場所を移動することになります。

果たして日車は、池袋にいるのでしょうか? それとも新宿?
あるいは、2か所に同時に存在していることも…。

虎杖か伏黒のどちらかが「不退転」との文字を左腕に記した半裸の男と出会うのか、続きが気になる引きですね。相変わらず毎週の満足度が平均して高いです。

PPPPPP

第5話 タイタン

音上の6つ子にはそれぞれ、強くて優秀なマネージャーがついていることが判明しましたね。
ちなみにレイジロウのマネージャーは眼鏡の女性・ココレ。長身で声が大きいことが特徴です。
僕は眼鏡女子が大好きなので大好きです。

今回はレイジロウの演奏がメインの回。ラッキーは以前、レイジロウの演奏について「夕焼けが見える」と称していましたが、実は夕焼けだと思っていたのは巨大な女性の一部分しか見えていなかったからでした。

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ラッキーは演奏によって音上の子供たちを見せていましたが、レイジロウの場合はこの巨大な女性のようですね。この女性はレイジロウの心理に何かしらの関係があるのでしょうか。

コンクール後、ラッキーはDADAに次に出るオーディションの説明をされますが、その際にレイジロウも登場。ラッキーがレイジロウに負けたらピアノを辞める、という約束を一方的にされてしまいます。

物語が始まって早々に立ちはだかる音上の壁。
この壁をどう乗り切るかがラッキーにとって最初の壁ですね。
そして、現状最底辺であるラッキーに、この壁をどのように乗り切らせるのか。そこが今後の見どころとなり、作者の構成力が問われる所ですね。
今後の出来で作品の評価が別れそうなところなので、注目していきたいところです。

人造人間100

J金未来杯エントリーNo.2
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とりあえず言いたいことは、ひたすら僕好みの作品だったということです。

正直なところ画力と構成力、設定力はそこまで高いとは感じなかったのですが、心理描写が大変真に迫っているような印象を受けました。
特に主人公の心理描写は最高ですね。自分自身を生贄に差し出して、人造人間を使って人造人間を根絶やしにする…。僕はこういう話が大好きです。

近くの人造人間をおびき出すために、自身の血を使用するという点は少々雑に感じる部分はりましたが、そういった雑に感じた部分を差し引いても『極上の好餌』でした。

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悲しみを癒す方法は、涙を流すだけとは限らないから。
このセリフも、このセリフを使用した場面やタイミングも最高に上手かったですね。
主人公の行動原理に関して、大変丁寧に描けていた作品だと思います。

また「人の為」という行動原理ではありますが、その行為が「自分の悲しみを癒す為」でもあるという点も上手いですね。主人公がエゴのために行動したとしても、結果的に他人のためになるということは、少年漫画の主人公においてかなり好感が持たれる点かと思います。
また本作の主人公は「人の為」以上に「自分の悲しみを癒す為」という点に重きを置いていることから、ダークヒーロー的な要素があるところもいいですね。

夜桜さんちの大作戦

作戦102.新しい桜

今回は夜桜百との戦いを通じ、夜桜の血についての重要な説明回となりました。

これまで夜桜の血によって行ってきた『開花』は、夜桜の血のソメイニンが細胞を活性化させることで行う、人体をベースとした強化でした。

夜桜つぼみの血は細胞を活性化させるのではなく、細胞そのものをソメイニンの結晶へと改変。これによって身体総てが高エネルギーのソメイニン結晶体となるため、強化ではなく「強さ」そのものへと変化する。それが『万花繚乱』である、と皮下は言います。

この万花繚乱には必ず夜桜つぼみの干渉が介在するため、使いこなすためには、より夜桜つぼみの血の濃度を高め、夜桜つぼみに近づく必要がある――。

太陽は万花繚乱を使いこなすため、皮下を取り込むことで夜桜つぼみの血の濃度を高めることに決めます。しかし皮下といえば、太陽が両親を失う事件を起こした「たんぽぽ」のトップだった男。文字通り、親の仇です。

「家族のために」その一言で親の仇と手を組むことになろうとは…。

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これまでのギャグテイスト強めであった作風から一変、今回は非常にシリアスで、また重要な太陽の強化回となりましたね。
次週は百VS太陽となるのでしょうか。それとも…?
是非とも凶一郎兄さんと共闘してほしいところです!

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アンデットアンラック

No.083 賭ける命は

今回、とうとうUMAスプリングと風子の戦いが始まりましたね!

これまで戦闘面ではアンディのサポートを受けていた風子がどんな戦いをするのかとドキドキしていましたが、まさかの話し会いからスタート。

UMAスプリングの特徴は、確かに傘や下駄、箱など人が作ったものを身に着けていました。しかしそれが、まさかそれが人に興味を持っていることへの伏線だとは思いませんでしたね。
思い返してみれば、オータムに始まり、ウィンターやサマーも化け物然とした様相だったような覚えがあります。スプリングのアイテムは酒や桜との親和性が高すぎて意識していませんでした。

また風子の能力から相手を知るために話し会いをするというところも面白いですね。
スプリングが人に興味を持ちながらも襲わないという点を観察し、話し会いに持ち込んだという展開も納得ができました。

唐突にフェーズが3へと上昇した事、また他の四季のUMAと違って意思があるようなところは他のUMAには見られない現象でした。最後の四季であることに何か意味があったのか、それとも、もともとスプリングは他の四季とは異なる特別なUMAなのか…。
その辺りも気になるところですね。

NERU-武芸道行- 

第十四般 深淵

今回は引き続き2対2の試合回。

とりあえず圓光寺がマジでヤバイ感が出ていますね。画力が凄い。

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しかし、せっかく2対2なのでコンビネーションや、龍禅の戦い方からネルが何かを学ぶといったものを想定していたのですが、どうも1年は1年で戦う、といったように1対1が二つという対戦形式になりそうです。あと2週ほどで勝負に決着がつくのでしょうか。

それにしても龍禅は、ネルの耳を切られてブちぎれ寸前といった様子ですが、圓光寺と比較すると周りが見えていないようですね。
最初の沈黙と「会場把握した」みたいな描写はなんだったんでしょうか…。

また、圓光寺のキャラクターは個人的に好きなのですが、それ以外のメンツ(特に相手の1年)の武芸スタイルや個性がイマイチ薄い印象を受けます。
龍禅も登場時の水没したような描写はよかったんですが、それ以降は、やっぱり過去の事を拭いきれていないのか、目立つ活躍がありませんでした。
折角なので、布で視界を遮られた会場や、2対2だからこそ活かせるような展開があるとより楽しめるのかと思いますね。

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