週刊少年ジャンプ感想まとめ 2022年2号

アニメ

今回の巻頭カラーは呪術廻戦。特に劇場版0を意識した表紙ですね。
0を推したいなら、乙骨のデザインは0を意識した方のデザインがよかったな…。

それは置いておいて、今週のジャンプの感想を並べていきます。

呪術廻戦

第168話 東京第1結界⑧
週刊少年ジャンプ2022年2号

とうとう伏黒VSレジィチームが本格的に開始。
先週最後に振ってきた爆発物は、ハゼノキという別の術師のもののようですね。

ちなみにレジィチームの配点はこのような感じ。

  • レジィ…41点
  • ハゼノキ…不明
  • 針…28点 → 死亡により0点。伏黒に+5点。
  • 麗美…不明 とはいえ彼女の立場を見るに一桁点あるかどうか

レジィが言うには仲間内で得点を合計すると100点になるということ。
麗美はおそらく、所有ポイントは0に近いでしょう。

反対に最も点数が高そうなのは、リーダー格であるレジィ。おそらくグループの中でも最高得点だと考えられるため、ハゼノキは30点程度の点数、あるいは、更にもう一人10~15点程度の術師が存在することになります。
話の展開的や態度を見るに、ハゼノキは31点+α程度の点数であろうと想像しますが。
(28点所有の針が伏黒に殺された際、レジィ同様に余裕を見せていまた。このことから、ハゼノキの実力は針よりも上であると予想できます)

そんな彼らと伏黒の前に新たに登場した芸人(公平がなんたらと言っていたやつ)髙羽史彦がどのような活躍を行うのか、来週も楽しみですね。

週刊少年ジャンプ2022年2号

ところで今回、伏黒が術師を容赦なく殺したことに少々驚きを覚えました。個人的に伏黒はあまり殺しを良しとしている印象がなかったので(「助けない」という選択を行う描写はありましたが)。

渋谷事変を少々見直してみると、呪霊はともかくとして、呪詛師相手ではおそらく殺していないものだと思われます。あべこべオジサンもトドメをさしたような描写がありませんでしたし。

それに登場する呪詛師の死亡理由は、だいたい悪役のせいなんですよね。
宿儺であったり、伏黒甚爾であったり。

そんな中、姉のために「俺が100点を集めてもいい」と考えていた伏黒は、とうとう呪詛師を殺害しました。少し前に禪院真希による一族大虐殺が行われましたが、呪術の登場キャラクターは虎杖を始めとして、どんどん殺人童貞を捨てていきますね。

人気投票1位になった瞬間に伏黒に殺人を行わせる作者。なかなかやる。

それと、これは本編には一切関係がないことですが、二週連続巻頭カラーに加えて、番外編も同時に掲載とか正気なんですかね?
これまで休んでいたのは、このイベントを準備していたからなんですね。

ヒロアカが劇場公開される際はここまで力を入れていなかったのに(巻頭カラーはもらっていましたが)力の入れ具合の差が凄い。それだけ劇場版呪術0に懸けているんですね。

『一途』はいいぞ。

僕のヒーローアカデミア

No.337 使い捨ての人生を

今回は驚くべきことに、葉隠さんの素顔がチラ見えすることになりました。

週刊少年ジャンプ2022年2号

普通に可愛いというか、葉隠さんってこんなに美少女だったの?
こんな美少女が、個性の透明化を使うために手袋だけの姿になっているんですか?
今も手袋だけの姿なんですよね?
こんなのジャンプでやっていいんですか??
なんかいろいろありがとうございますっていう感じですありがとうございます。

しかし今回、青山が内通者であることがA組全員にも明かされたわけですが、出久以外が青山に手を差し伸べようとせず、第一に驚いているというのがいいですね。出久は一時こそ同様はしましたが、すぐに青山に手を差し伸べていました。やっぱこいつ普通じゃないんや。
そんな異常性と危うさが、出久の魅力でもあるのですが。

ところで、今回のこのセリフ。

週刊少年ジャンプ2022年2号

これってつまり、今後の展開でジェントルを期待してもいいっていうことなんでしょうか?
青山に比べてジェントルは迷惑系youtuberやってただけだし、ジェントル&ラブラバにワンチャンください推しキャラなので。

守れ!しゅごまる

第4話 駅で守れ!しゅごまる

今回はさなぎが幼馴染と出くわし、殺されかかりながらも和解するという話。

さなぎが金持ちなのに公立に入った理由って、「普通の彼氏が欲しいから」だったんですね。普通の彼氏って、なに…?庶民的な彼氏っていうこと??
わざわざ公立にいかなくても、いくらでも会えそうな気がしますが…。

あとスカルって組織名なんですね。構成員らしき人物の影が4人ほど登場していました。

週刊少年ジャンプ2022年2号

ボスの座り方が完全にHUNTERHUNTERのクロロ。
あと細長い影が恋するワンピースのヤソップのような眼鏡をしていますね。

夜桜さんちの大作戦

作戦110 夜桜製糸場

今回も前回の屋敷と同様、おやじ狩りに引っかかった夜桜製糸場へと一同が向かい、歴代夜桜当主の1人がつぼみに操られていた…という展開。なんだかナルトの「穢土転生で歴代火影と戦う」みたいな展開になってきましたね。

六美が夜桜10代目当主なので、9代までの夜桜当主が全員敵として出て来るとかないよね?

ところで呪術のみならず、夜桜の方でも人気投票が行われていました。
ベスト3がこちら。

  1. 四怨
  2. 嫌五
  3. 太陽
週刊少年ジャンプ2022年2号

四怨と嫌五ってそんなに人気があったんですね。てっきり僕は太陽、六美、凶一郎、二刃あたりが人気なのだと思っていました。辛三も4位と意外と人気が高い…。

とりあえず六美が7位って言うのは解せませんね。トップ3には入ってほしかった。

アヤシモン

第5話 稀なる人間

前回始まったタイマンが今回終わりを迎えたわけですが、妖怪たちの行動がサイコすぎて笑いました。

前回散々「社長」を応援していた妖怪たちは、マルオが勝った瞬間に「すげえぞ!」「やるな!」「面白いもんみれた!」とマルオを褒めたたえます。しかも妖怪の身体がお金で構成されているのをいい事に「社長の身体だった金でビール買ってこい」などなど…。とんでもねえ!

週刊少年ジャンプ2022年2号

最後には「実体化したらまた会いましょう」という始末。悔しいけど少し笑いました。

マジで倫理観イカれてて、「人間とは本質的に違う」感が最高でした。

ただ、この倫理観の妖怪たちが極道とかやって仁義だの任侠だのを語れるものでしょうか…。炎魔会の幹部や、その部下たちは、橋姫のように義理を重んじるキャラクターが多いのでしょうか。
他の妖怪たちの様子が気になりますね。

また、今回ようやくマルオの正体?が判明しました。めちゃくちゃ早いですね!

週刊少年ジャンプ2022年2号

てっきり妖怪の血でも入っているものかと思っていましたが、どうやら彼は“まれびと”。

坂田金時、源頼朝、俵藤太などなど、数々の妖怪(バケモノ?)を殺したという逸話を持つ英雄たちと同じ、人間の中から身分や時代に関係なく生まれる突然変異のようです。

納得といえば納得ではあるのですが、血筋を重んじることの多いジャンプには珍しい設定ですね。
これは偶然でしょうけど、全員FGOにも登場しています。

ところで、今回から登場した公安なる組織。
陰陽寮という名前や式を打つという言葉から現代の陰陽師的な存在が妖怪を管理しているのであろうことは推測できるのですが…
謎の結界を張った上、ウララを抑え込んでいたため、彼女を連れ去るのかと思いきや、最終的に何もしないで「見張っとるんでね」とだけ言って去っていきました。

お前らマジで何しに来たん???

アオノハコ

#33 大穴が勝ちをさらう展開

今回は大喜のバド描写の後、なんやかんやで雛と夏祭りに行く展開となりました。

前回僕は雛派であると発言しましたが、パーカー姿の先輩めちゃくちゃ可愛いですね。ちょっと心が揺らぎました。アオノハコは女の子が大変可愛いですね。

週刊少年ジャンプ2022年2号

でも雛派だから!最初に主人公を好きになるヒロインが好きだから!

夏祭りに来た大喜は、さりげなく雛が好きだと発言していたりんご飴をふたつ購入します。

この主人公、他のラブコメみたいに派手なことはあまりしないんですけど、地味にポイントを稼ぐのが上手いですね。スポーツもわりと出来る方なので、リアルにいたら普通に彼女とかいそう。

そして浴衣姿の雛。

週刊少年ジャンプ2022年2号

遅れる!という連絡からの浴衣はワンパターンすぎないか?と思うものの、雛が可愛いので細かいことはこれ以上はいいません。
かわいい。

それにしても、「大穴が勝ちをさらう展開」というサブタイトルは、(バドにおいて)針生・遊佐に隠れた大喜が勝ちをさらう展開を期待しててくれよな!みたいな意味合いが隠れていると思うのですが、もしかしてその「大穴」は恋愛における雛も指しているんでしょうか?

雛は大穴じゃなくて大本命じゃろがい!!!!

地獄のカンダタ

週刊少年ジャンプ2022年2号

読切として掲載された本作。正直最初は「坊主」がテーマということで「BOZEBEATS」を思い出し、あまりいい印象は抱きませんでした。しかもタイトルが「地獄」と「カンタダ」で、これもう「蜘蛛の糸」じゃん、あまり面白くなさそう、と感じたわけです。

しかし蓋を開けてみたらびっくり。読切なので丁寧にまとまっていて当然といえば当然なのですが、構成力がかなり優れていましたね。近頃読んだ読切の中では、構成力はずば抜けて高い印象を受けました。

やってることはだいたい「仄見える少年」と同じなのでバトルシーンは全然盛り上がらなかったんですが、人間感情に寄り添うというか、ドラマ描写が大変優れていましたね。

大人びた少年が最後に主人公の心を救ったところも高評価。始まりから終わりまで、楽しく読める作品でした。

ドロンドロロン

第3話 柳生ギンチヨ

今回はヒロインメインの登場回。加えて主人公・ドラ&クサナギが彼女の計らいによって職を得るという話。

話とドラマ面は比較的丁寧に纏めているのですが、何かが物足りない印象があります。

それにしても、モノノケの存在は侍には感知できるんですね。先日登場した下っ端の侍は水に潜ったクサナギの妖力?とやらを感知出来なかった様子。才能なかったんやね…。

逆にギンチヨは才能に溢れている様子(自称「妖力に敏感」)。
一方、ドラは妖力が一切ない人間であるとのこと。(呪術の伏黒甚爾じゃん。)

あとギンチヨはハウスダストが苦手なのか、話の三分の一程度は鼻を垂らして登場していました。ヒロインがこれでええんか??

アンデットアンラック

No.091 遊んでこい

とうとうアンデットアンラックも100回が目前ですね。単純に考えて連載25カ月で2周年。つい最近始まったばかりな気がしていましたが、時が経つのは速いものです。

今回の内容は引き続きVSスプリング。スプリングとの戦いの中でユニオンとアンダーの人間関係を簡単に描きつつ、ビリーとタチアナの関係がメインの話でした。

ビリーとタチアナ、熱すぎますね。こんなに毎週面白いとは、作者は天才かもしれない。

またスプリングの元へ風子を届けるための最後の一押しは、大紅蓮三日月にビリーが不変を付与した大紅蓮不変三日月。不死の力と不変の力を持つビリーを最大限に活用した方法でした。これは熱い。

週刊少年ジャンプ2022年2号

めちゃくちゃ面白いのに順位が下の方なのは本当に解せないですね。アンケいれます。

あやかしトライアングル

第72話 濡れた駆け引き

今回は水着回。カゲメイと祭里が二人きりになる中、すずは少々もやもやした気持ちを抱えながらも、「カゲメイに人の世を楽しく過ごしてほしい」と我慢するところから話が始まります。

一方、後ろでジャンプ作品の技名を叫びながらプールの水をバシャバシャやってるルー。

これ小学生の頃、僕も全く同じことをやっていて古傷を抉られたような気持ちでした。でもこれはやる。男の子はみんなやる。

まあなんやかんやあって、すずの身体を奪うために祭里との絆を壊すことが目的のカゲメイは、周囲の生徒たちに見せびらかすように祭里と接吻。これで2人の関係がどうなるのか、次週に持ち越されるのかな…と思いきや、すずも間髪入れずに祭里と接吻。しかも舌まで突っ込む深いやつ。

すずさん、最近やけに積極的な行動が多いとは思っていましたが、これは読者の僕も予想外でした。普通のラブコメだったら、ここでヒロインが恥ずかしくて前に出られなくて、カゲメイと祭里の公認カップルみたいになっちゃって取り返しがつかない状況に悶々とするやつじゃないですか。そこをすかさず接吻して独占欲を剥き出しにすることで、ラブコメのテンプレとカゲメイの企みをぶち壊す…

週刊少年ジャンプ2022年2号

すずさんの圧倒的強者感がすごい。僕も思わずカゲメイ同様に「や…やるじゃん」ってなりました。

PPPPPP

第13話 レイジロウ

最近どんどん順位が下がっていって、いよいよ限界を迎えてしまうのか、というPPPPPP…。個人的に最初の面白さが続いてくれたら嬉しかったのですが、ちょっと厳しくなってきましたね。

今回は「演奏しない」と言っていたレイジロウが結局演奏して、かなり高評価であったラッキーの演奏をも乗り越える評価を叩き出して勝ちをもぎ取っていく話。レイジロウは圧倒的な才能を見せつけ、そして「父を超える音楽家になればラッキーを守れる」という考えに至ります。

週刊少年ジャンプ2022年2号

どんどんラッキーに依存していくじゃん。

前みたいに睡眠不足にはなっていないようですし、病んだ顔もしなくなりましたが、これはこれで大丈夫なのかレイジロウ。カワイイですけども、個人的にはヒロインの座はちゃんとフルスさんにあげてほしい。

それにしても、ラッキーが早々に謎の才能を開花させてしまったせいで「天才VS凡才」であったものが、だんだんと「音上VS音上」という構図になってしまっていますね。

「天才VS凡才」という構図が好きだっただけに、この先が少々心配です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました