先日、仮面ライダーBLACK SUNの新情報が追加。
主要キャスト2名と、BLACK SUNおよび、BLACK SUNの愛機(バイク)バトルホッパーのビジュアルが公開されました!
とうとう始まった、大人に向けた大人のためのライダー作品という感じですね。
仮面ライダーファンからしたら
「おいおい、こんな設定最高じゃねぇか。早く全部観せてくれよ」
と垂涎ものの本作ですが、西島秀俊さんや中村倫也さんが目的で視聴を検討している方や、大人向けのライダーが始まるということで、新たに興味を持たれた方も多くいらっしゃるかと思います。
そこで今回は、知ることで一層「仮面ライダーBLACK SUN」が楽しめるよう、本家本元となる「仮面ライダーBLACK」について解説していこうと思います。
漫画版「仮面ライダーBlack」も交えて解説を行っていきますので、漫画版を知らない人にもオススメの内容となっていますよ。
この記事を読むことで、より一層「仮面ライダーBLACK SUN」を楽しめる方が増えれば幸いです!
「BLACK SUN」って結局なに?
仮面ライダーを知らない方からしてみれば、BLACK SUNってなに?と思いますよね。
結論を申し上げると、仮面ライダーBLACK SUNというのは、「仮面ライダーBLACK」のリメイク(あるいはリビルド)に当たる作品です。
とはいえ、「仮面ライダーBLACK SUN」って名前長くない?
なんでわざわざ英語なん? てか、ブラックサン(=黒い太陽)てなに?
仮面ライダーを知らないほとんどの方はそう思うことでしょう。
ぶっちゃけ僕も分かりにくい名前だと思いました。「仮面ライダー」の名前として、いまいち納得できないところもありました。
しかしこの名前にはキチンとした理由があるのです。
それでは「仮面ライダーBLACK SUN」のことを知るために、まずはオリジナルとなる
「仮面ライダーBLACK」について簡単に説明していきますね。
※なお、今回は「仮面ライダーBLACK SUN」を中心に話を進めるため、 「仮面ライダーBLACK」の続編である「仮面ライダーBLACK RX」については基本的に触れません。
仮面ライダーBLACKとは? 一体どんな仮面ライダー?
仮面ライダーBLACKとは、1987年10月4日から1988年10月9日にかけて放送された子供向け特撮番組の名称です。
正義のヒーローでありながら全身が黒く、関節部分には筋肉繊維が覗いているという生物的な造形。
歴代の仮面ライダーと比較しても、かなり異色の姿をした仮面ライダーです。

初代仮面ライダーから続いてきた仮面ライダーTVシリーズとしては第8作目の作品で、俗に言われる「昭和ライダー」最後の作品であり、仮面ライダー史上・唯一の二部作となった人気作品でもあります。
そんな仮面ライダーBLACKの作品コンセプトは「原点回帰」でした。
それも初代「仮面ライダー」に原点回帰するのではなく、仮面ライダーの原作者である石ノ森章太郎先生が目指した物語の「原点」に回帰することを目指したそうです。
この件について、原作者の石ノ森章太郎先生は、「仮面ライダー0号をイメージした」と語られています。
実は仮面ライダーシリーズは、5作目の「仮面ライダーストロンガー」が終了した後、
初代への原点回帰を目指した作品として「仮面ライダー(新)/通称:スカイライダー」を放送していました。
しかしこのスカイライダーは、原点回帰を目指したにも関わらず、「仮面ライダー8号」としての立場にありました。
(本来の設定がどうだったかはわかりませんが、人気の低迷によって物語後半から歴代の仮面ライダーが登場するなど、テコ入れがあったことが「8号」となってしまった最大の原因かと思われます。)

こういった経緯を思うと、「仮面ライダー0号」という言葉のチョイスには、初代仮面ライダーである「1号」よりも“前”にある石ノ森先生の「原点」を強く意識していることが伺えますよね。
また、仮面ライダーシリーズといえば、ウルトラマンシリーズ同様に過去キャラクターの客演などが多く行われるシリーズですが、先にも紹介した通り、「0号」である仮面ライダーBLACKには、一切の客演がありません。
(「仮面ライダーBLACK」の第一話公開前に歴代ライダーをまとめた総集編のような番組は存在しますが、歴代ライダーは本編に一切登場しません)
そのため最初から最後まで孤独に戦っていくというのが仮面ライダーBLACKの大きな特徴です。
初代仮面ライダーである1号ですら、途中から2号という相棒を得たことを思えば、テレビシリーズでは極めて珍しい最後まで1人で戦い抜いた仮面ライダーであるとも言えるでしょう。
※なお、続編の「RX」の最終章では、制作側都合により歴代ライダーが登場してしまいます。 ※また、最後まで孤独(客演なし)に戦ったテレビシリーズのライダーは、BLACK以外だと、テレビシリーズ前作の「仮面ライダースーパー1」、後年の平成仮面ライダー第1作「仮面ライダークウガ」のみだったと思います。偶然ですが、この時期に密集していますね。
またBLACKには、孤独で戦ったこと以外にも、大きな特徴が二つ存在します。
それが、
「組織の目的が歴代組織と異なっている」
「主人公と対になるライバルが存在する」
というものです。
といっても、これだけではわからないと思いますので、初代仮面ライダーを例に上げながら解説していきますね。
BLACKは仮面ライダーになった理由が違う!敵組織「ショッカー」と「ゴルゴム」の目的の違いは?
まず最初に結論をお伝えします。
仮面ライダーに登場する敵組織「ショッカー」の目的は「世界征服」です。
そして初代仮面ライダー(1号)・本郷猛は
「誰でもよかったけど、優秀な人間だったから改造」されました。
仮面ライダーBLACKに登場する敵組織「ゴルゴム」の目的は「人類の進化」と「進化した人類を導く王の誕生」です。
仮面ライダーBLACK・南光太郎は
「意図せず選ばれし者として誕生し、『王』として改造」されました。
それぞれについて、詳細を解説していきます。
ショッカーと仮面ライダー1号 改造の経緯
あまり知られていませんが、初代仮面ライダーに登場する悪の組織「ショッカー」は、ナチスと関連付けられた「戦争の武器商人」としての側面を持っていました。
※近年では情勢の問題か、ナチスを匂わせる描写はほとんどなくなっています。

ようはショッカーという組織は、
「人体改造によって超人兵器を作成し、各国に戦争の道具として売りつけて、絶対的な軍事力を元に世界を牛耳ってやろう」
と考えていた組織であるわけです。
世界征服というと安っぽい言い方ですが、戦争商人と聞くと恐ろしいですよね。
(特に初代が放送された当時は戦後30年程度であったため、まだまだ日本人の心には戦争の記憶が残っている時代でした。)
そして主人公であり初代仮面ライダー・本郷猛は、生物学者としての天才的な頭脳(知能指数600)と、抜群の身体能力を有し、バイクレーサーとしても一流の腕前を持つ非凡な有能すぎる青年。

しかし有能であったがゆえ、本郷猛はショッカーに目を付けられてしまい
誘拐・改造されて仮面ライダーとなってしまいました。
(ちなみに2号ライダーである一文字隼人も、柔道6段、空手5段という有能ぶりです)
結論、ショッカーが人体改造する相手は、『有能なら誰でもいい』というのが実のところでした。
実際、ショッカー怪人には元サッカー選手や元プロレスラーなど、肉体的に強い人間が改造され、脳を操作されている場合が多いのです。
そのため仮面ライダーと怪人の違いは、「脳改造をされたか否か」のみ。

初代ライダーとなる本郷猛・一文字隼人らは、不幸にも有能であったが故、ショッカーに目を付けられて改造されてしまった、という経緯を持っているのです。
ゴルゴムと仮面ライダーBLACK 改造の経緯
たまたま改造された初代仮面ライダーに対して、仮面ライダーBLACK・南光太郎は、生まれた瞬間から、改造されることが決定付けらていました。
仮面ライダーBLACK・南光太郎を改造したのは、悪の秘密結社「ゴルゴム」。

ショッカーが「世界征服」を目的としていたのに対し、ゴルゴムの目的は「人類の進化」でした。
ゴルゴムには「生命の歴史は破滅と再誕の繰り返しであり、人類も破滅して再誕しなければならない」という思想が根本に存在しています。
そのため「神に代わって人類の進化を促す為に意図的に人類を破滅へと導き、人為的に進化した新生物である改造人間たちを地球の支配者へと君臨させる」=「(実質)人類の進化」が目的となっているのです。
そんなゴルゴムを支配しているのは「創世王」という存在です。

「王」の名の通り、進化した人類たちを導く存在であり、最上級の支配者でもあります。
しかし、この創世王にも寿命があるらしく、5万年周期で代替わりを行っています。
その代替わりを行う際に次期・創世王として選ばれるのが「世紀王」と呼ばれる存在です。

世紀王は「皆既月食の日」、かつ「創世王が代替わりを行う五万年目」に生まれた2人の人間を改造人間にした存在を指します。
仮面ライダーBLACK・南光太郎は、不幸にも皆既月食の日に誕生。
しかもそれが、創世王が新たな創世王に代替わりを行うタイミングであったため、次期・創世王である「世紀王」として、生まれた瞬間から改造人間にされることが決まっていたのです。
ちなみに世紀王は、一度の時代に2人が同時に誕生することになります。
その2人で殺し合いを行い、勝ち残った方が新たな創世王となるのです。
仮面ライダーBLACK本編において、世紀王となったのは南光太郎ともう一人。
それが南光太郎の親友であり、兄弟同然に育った青年・秋月信彦でした。
そのため仮面ライダーBLACKという物語は、世紀王となった二人の青年の壮絶な戦いの話でもあります。
仮面ライダーBLACK 簡単にまとめ
情報量が増えてきたので、一旦、ゴルゴムについて簡単に纏めておきますね。
- ゴルゴムの目的…人類の進化。進化した人類を導く王、新たな「創世王」の誕生。
- ゴルゴムのトップ…創世王。5万年周期で代替わりを行う。地球の支配者として君臨。
- 創世王…2人の選ばれた改造人間「世紀王」が殺し合い、生き残った方が次期の創世王となる。
- 世紀王…次期・創世王となる存在。主人公と、主人公の親友の2人が選ばれてしまう。
ちなみに1作目となる「仮面ライダー」からBLACKの前作品である「仮面ライダーZX」までは世界観が繋がっており、悪の組織の親玉である、いわゆる「首領」は共通しています。
どういうことかと言いますと、1作目の「ショッカー」「ゲルショッカー」はもちろん、2作目の「デストロン」、3作目の「ゴッド」… 以下中略 … BLACKの前作品である「ZX」に登場する敵組織「バダン」まで、本当の黒幕となる首領は同一人物であるということです。

しかし仮面ライダーBLACKには過去の組織や首領との繋がりは存在せず、ゴルゴムという組織は、ショッカーを始めとした歴代の組織とは一切関係がないものになっています。
このことからも、制作側が「仮面ライダー0号」を作ろうとしていたという心意気が見えますよね。
余談/護流五無
余談ですが、「仮面ライダーBLACK SUN」における「ゴルゴム」は、「護流五無」という漢字表記となっておりました。
漢字だけでは何を表しているのか不明ですが、何かしらの意味があるはずです。
本編で明かされる時が楽しみですね。
「BLACK SUN」になった理由と、2人の「世紀王」
先ほど、仮面ライダーBLACKの最大の特徴として「2人の王」という要素が存在すると紹介しましたが、その「2人の王」という要素が、先にも紹介したゴルゴムの「世紀王」のことです。
次期・創世王として生み出された2人の改造人間。
2人は殺し合い、勝ち残った方が新たな創世王となり、最上位の支配者として改造人間たちを統べて行く…。
この設定は他の仮面ライダーシリーズには存在しない要素であり、「光」と「闇」を彷彿とさせる明確なライバル関係を生み出した、画期的な要素でもありました。
また、この2人の世紀王は、改造人間として特別な名前を与えられることになります。
その名前が「ブラックサン(BLACK SUN)」と「シャドームーン(SHADOW MOON)」なのです。

もうお分かりですよね。
「仮面ライダーBLACK SUN」という作品タイトルは、仮面ライダーBLACKにおける世紀王としての名「ブラックサン」を由来とした名前なのです。
これは主人公・南光太郎の「仮面ライダー(=正義の味方)」としての側面だけでなく
「世紀王(=次代の支配者)」としての側面をも表しているタイトルでもあります。
仮面ライダーの名を語りながら、世紀王としての名も語っている…。
こういった理由から、
仮面ライダーBLACKのタイトルだけを知っている方は、新作が「BLACK SUN」と聞いて
「なんで?そのSUNってなに?」
となるわけですが、
BLACKの本編やブラックサンの由来を知っている側からすると
「は?どんなえぐい話になるん????」
となるわけです。
これについては仮面ライダーBLACKの漫画版についても是非語りたいところですが…
その話は一旦置いておきましょう。
BLACK SUNという名前の由来が分かったところで、次は「世紀王としての名前」が如何に特別であるのか、という点を紹介します。
世紀王としての名前はどれほど特別なのか
初代仮面ライダー(1~13話付近)における怪人の名前
初代仮面ライダーの初期に登場する怪人名は「蜘蛛男」「蝙蝠男」「蜂女」など、「生物名+性別」といったものになっています。
そのためバッタの改造人間である仮面ライダーは、ショッカーによってつけられた正式名称では「飛蝗男」であったことでしょう。
言ってみれば、本郷猛はなんの特別感もない、(さすがに戦闘員よりは上ですが)幹部にすらなれない平社員ならぬ平怪人として改造されたのです。
本郷猛自体は人間としてめちゃくちゃ有能な男なのに、ショッカーにしてみたらただのイチ改造人間に過ぎないとは…。幹部は一体どれほどの実績を積み上げればなれるのでしょうか。
(ちなみに本編においてショッカーは本郷のことを「仮面ライダー」と呼んでいるのは、人の噂によって「仮面ライダー」という呼称が使われてからだったかと記憶しています。物語初期ではショッカー側も「本郷猛」と名前を呼んでいました)
仮面ライダーBLACKに登場する怪人の名前
仮面ライダーBLACKに登場する怪人は「クモ怪人」「ヒョウ怪人」「ノミ怪人」など、「生物名+怪人」という初代以上にシンプルな名前が付けられています。
ゴルゴムでは特別な力を持つ石(胸部につける宝石のようなもの)を持つ大幹部ですら「大怪人ダロム」「大怪人バラオム」「大怪人ビシュム」など、「大怪人○○(幹部の名前)」とするシンプルぶり。

創世王も他の名前があっても紛らわしいからか、「創世王」としか呼ばれません。
しかし次期・創世王となる世紀王の2人には、それぞれ名前が与えられます。
それが先ほど紹介した「ブラックサン(BLACK SUN)」と「シャドームーン(SHADOW MOON)」です。
こういった背景を知ると、世紀王が如何に期待されているのか。
世紀王としての名前の特別感が尋常ではないことがわかりますよね。
ある意味、支配者である創世王より特別なのでは…?というくらいです。
そんな世紀王としての名前を付けられた、新たな仮面ライダー、仮面ライダーBLACK SUN…。
一体どうなるんでしょうか…!?
仮面ライダーBLACKはどんな物語?簡単に解説
さて、ここまでで「仮面ライダーの歴史」において、仮面ライダーBLACKがどのような立ち位置にある作品なのかがご理解できたことと思います。
これから先は、仮面ライダーBLACK SUNを見る上で重要となりそうな情報をピックアップして、仮面ライダーBLACKについて解説していこうと思います!
仮面ライダーBLACK 簡易登場人物紹介
南光太郎

本作の主人公であり、仮面ライダーBLACKに変身する青年。
生まれた頃に両親をゴルゴムによって殺されており、それ以降、秋月家へと引き取られることになります。
秋月家では、同じ日が誕生日である秋月信彦と兄弟同然に育てられたこともあり、信彦とは親友と呼べる親密な関係になりました。
しかし17歳の誕生日に、ゴルゴムの手によって次期・創世王であり世紀王「ブラックサン」に改造されてしまいます。このとき義理の父の助けもあり、幸運にも脳改造される直前にゴルゴムを脱出することに成功しました。
以降、改造人間としての悲しみを背負いながらも、人間の自由のために「仮面ライダー」として戦うことになっていきます。
仮面ライダーBLACK/世紀王ブラックサン

南光太郎の世紀王としての姿。
腹部のベルトには「キングストーン≪太陽の石≫」が埋め込まれており、その力によって世紀王としての力を発揮します。なお、創世王になるためには、対となるキングストーンを手に入れなければならなりません。
この姿で名乗りを上げる際は、世紀王としての名である「ブラックサン」ではなく、「仮面ライダーBLACK」と名乗っていることも大きなポイントです。
モチーフはバッタで、南光太郎からBLACKへ変身する際には、一瞬だけ「バッタ男(公式では「バッタ男」と言われていますが、ゴルゴムの表現では「バッタ怪人」)」としての姿が現れています。
ちなみにBLACKの姿はゴルゴム世紀王としての姿であるため、ゴルゴムの怪人よりも一段階上の形態であるとされています。変身シーンでは、見事にバッタ男がもう一段階進化した形態であることを表しています。
BLACKは怪人よりも一段上とされる世紀王の力で、数多の怪人を葬りました。
秋月信彦/世紀王シャドームーン

もう一人の世紀王。
実は彼の父・秋月総一郎がゴルゴムの一員でした。
その父が信彦・光太郎の二人をゴルゴムに捧げてしまったため、光太郎同様に17歳の誕生日に改造されて、もう一人の世紀王「シャドームーン」となってしまいます。
ゴルゴムを脱出できた光太郎とは違い、最後まで改造手術を行われてしまった彼は、その思想までもゴルゴムに染まっていきました。
腹部のベルトには「キングストーン≪月の石≫」が埋め込まれており、その力によって世紀王としての力を発揮します。
シャドームーンとなってからも、人としての心を完全には失っていませんでしたが、ゴルゴムの世紀王として、対になるブラックサンと戦い、二つのキングストーンを手に入れて創世王となることを目的としています。
モチーフはBLACK同様にバッタ。彼も完全な姿になるまでは、BLACKの変身過程におけるバッタ男の姿をしていました。
秋月杏子
本作のヒロイン。
秋月家の娘で、信彦の妹。
光太郎とは兄妹同然に育ちましたが、異性としても意識している様子。
紀田克実
本作のヒロイン2。
信彦の恋人。
バトルホッパー

本作の真のヒロイン(?)であり、世紀王専用のバイク。
世紀王のみが持つ王の石「キングストーン」に反応するため、世紀王にしか扱えないマシンです。
自分の意思を持った生体メカでもあります。
本来はゴルゴムのマシンですが、光太郎にめちゃくちゃ懐いており、最後まで共に戦ってくれました。
なんなら姿を変えて次回作の「RX」でも活躍します。
BLACKと言えば、バイクの二台持ちも大きな特徴です。
もう一台のバイク「ロードセクター」もぜひ紹介したいところですが、BLACK SUNに登場する可能性が低いため、今回は省きます。
創世王

ゴルゴムを統べる支配者。
5万年前に世紀王として選ばれ、もう一人の世紀王を倒して創世王となった存在です。
なお本編にさほど絡まないため流します。
ゴルゴムメンバー
悪の秘密結社の一員であり、人間。
政界、医師界、芸能界…。
社会的に高い地位や、名声を気づいた人間も所属しており、ゴルゴムからの技術や資金などの援助を受けています。また、その多くが5万年以上の寿命を持つ「怪人」になることに憧れています。
秋月信彦の実父であり、南光太郎の義父でもある秋月総一郎もゴルゴムのメンバーでした。
三神官/大怪人

ゴルゴムにおける3大幹部。
ダロム、バラオム、ビシュムの三名。それぞれ「天の石」「海の石」「地の石」を持っています。
剣聖ビルゲニア

古代甲冑魚であるビルケニアの大怪人。
中盤から登場する準レギュラーの敵幹部です。
世紀王となる条件の一つ、「皆既月食の日に生まれる」も、創世王の代替わりである時期に生まれることができなかったため、世紀王として選ばれなかった男です。そのためブラックサンの所有するキングストーンを奪うことで、世紀王としての資格を手に入れようと画策します。
仮面ライダーBLACK SUNにおいて、登場が確定しています。
仮面ライダーBLACK 簡単なあらすじ
南光太郎の両親と、秋月信彦の父・秋月総一郎は考古学者として親交がありました。
しかし古代遺跡の発掘に必要な資金援助を条件に、秋月総一郎はゴルゴムのメンバーとなってしまいます。反対に光太郎の両親はゴルゴムのメンバーになることを断ったため、ゴルゴムに殺されてしまうことになってしまいました。
ゴルゴムによって両親を失くした南光太郎は、その後、秋月家に引き取られることになりますが、17歳の誕生日に秋月信彦共々に改造され、世紀王・ブラックサンとなってしまいます。
脳改造を受ける直前に脱出できた光太郎は、人の心を持ちながら人ならざる肉体を持つことに苦悩しつつも、「仮面ライダーBLACK」として、人間の自由と平和のためにゴルゴムと戦うことを決意します。
一方、最後まで改造手術を受けることになってしまった信彦は、人間だったときの記憶を残しつつも
世紀王シャドームーンとして、そして次期・創世王として、
もう一人の世紀王であるブラックサン/南光太郎との決着を望みます。
2人の世紀王の戦いの行く末は…。
おまけ 漫画版「仮面ライダーBlack」とは?

漫画版「仮面ライダーBlack」とは、仮面ライダーの原作者・石ノ森章太郎先生が執筆され、本編と並行して週刊少年サンデーにて連載されていた漫画作品です。
テレビ本編は「BLACK」と全て大文字で表記されることに対し、差別化のためか、漫画版では「Black」と表記されています。
仮面ライダーBLACKは、テレビ本編と漫画版で内容が大きく異なっているため、その相違点を簡単に紹介したいと思います。
仮面ライダーBlack テレビ本編と漫画版の相違点
- 仮面ライダーBlackの姿が終始バッタ男
- Blackとシャドームーンが同じ姿をしている
- 戦い方が「仮面ライダー」ではなく、不気味な生物
- 三神官やビルゲニアが登場しない
- 創世王(魔王)となって未来で世界を支配する人物がどちらわからない(信彦かもしれないし、光太郎かもしれない)
- シャドームーンに勝利するも、既に世界は滅びかけている
- ヒロイン含め、主要人物はほぼ全員死ぬし、死ぬ描写もある
他にも細かい要素は多々ありますが、大きな相違点はこんなところでしょう。
僕が特に衝撃的だったのは、仮面ライダーが終始バッタ男のような見た目をしていることでした。

この見た目、完全に怪人ですよね。
仮面ライダーとは??と疑問が浮かぶほどおぞましい姿です。
原作の石ノ森章太郎先生は、「何が仮面ライダーと怪人を分けるのか」ということを、この作品を通して描きたかったのかもしれません。
他にも衝撃的だったのは、光太郎と信彦のどちらが創世王(漫画では「魔王」と表現されています)になるかもわからないこと。
そしてなにより、戦いに勝利しても既に世界が滅びかけていることです。
こんな展開、どう転んでもバットエンド以外の結末が存在しないんですよね…。
ヒロイン含め主要人物はみんな死んでいるため、光太郎はそれこそ独りぼっちになってしまっていますし。ちなみに東京はゴルゴムが起こした大地震で崩壊したそうです。
なお、仮面ライダーBLACK SUNの監督である白石和彌監督は、監督が決まると、テレビ版の仮面ライダーBLACKはもちろんのこと、この漫画版も読破したそうです。
仮面ライダーBLACK SUNのビジュアルを見れば「どう見ても漫画版だよね」と誰もが思うことでしょう。
一体どうなる?仮面ライダーBLACK SUN 「BLACK」と比較
キャスティングが公開!西島秀俊さん、中村倫也さんのダブル主演!!
仮面ライダーBLACK SUNの公開予定次期、2022年がさし迫る2021年11月21日。
とうとう主要キャスト2名が発表されましたね!
それも、まさかの「ダブル主演」という形でした!
南光太郎役に西島秀俊さん。秋月信役に中村倫也さんだそうです。

信彦は良い感じだと思うんですが、光太郎、思った以上に歳とってません…?
漫画版では光太郎が時を超えて過去に行ったり、未来にする場面がありましたが、光太郎の方が年を取って見えるということは…未来の光太郎が過去で活躍する話になるんでしょうか…?
白石監督のコメントに「(キャスティングは)見れば納得するはずです」というものがあったので、ぜひともこのキャスティングの真意を知りたいところです。
BLACK SUNのビジュアルと、愛機・バトルホッパーが公開!
そして肝心の仮面ライダーBLACK SUNのデザインは…。

これ、ほぼ仮面ライダーBlack(漫画版)やないかい!!!!
そもそもタイトルが「仮面ライダーBLACK」ではなく「仮面ライダーBLACK SUN」であることも気になってはいましたが、ここまで生物的な造形になるとは思ってもみませんでした。
てっきりもっと仮面ライダーらしい姿かと…。
まるで「仮面ライダー全員集合場面で1人だけ怪人が混じってる」と揶揄される「真・仮面ライダー 序章」に登場する仮面ライダーシンの再来じゃないですか…。

それにしてもBLACK SUN、こんな姿でどうやってバイク乗り回すんでしょうか。
もしかして、この姿から「仮面ライダー」としての姿へ脱皮とかするんでしょうか?
個人的には早々に脱皮してもらって、もう少しヒーローっぽい姿になってほしいです。
(ちなみに漫画版Blackは脱皮します。姿はバッタ怪人のまま一切変わりませんが)
なお、S.H.Figuartsの開発中原型では、このような造形になるそうです。

こうしてみると、意外とスタイリッシュで仮面ライダーっぽい気がしますね。
ただ、足とか想像以上にバッタっぽいです。というか、腕の棘といい、ほとんど仮面ライダーシン…。
バッタ怪人として登場されてもなんの違和感もない見た目ですね。
まだ開発中の原型であるため配色などは不明ですが…おそらく、全身はほぼ黒で、先ほどの画像のように赤いラインが入るような配色になるのではないでしょうか。
そして BLACK SUNの愛機となるバトルホッパーのビジュアルはこちら!

バトルホッパーは仮面ライダーBLACK本編のものと比べると、だいぶ現代風にアレンジされていますね。
本編では非常に生物感のある(というかまんまバッタ)デザインでしたが、今回のバトルホッパーは生物感よりもミリタリー色を感じます。
しかしながら、剥き出しのエンジンが、人体の心臓を模しているようで絶妙にキモカッコイイ。
ただ、このバイクにBLACK SUNが乗っている姿はイマイチ想像できません。
監督のコメントなどから「仮面ライダーBLACK SUN」の内容を考察!
仮面ライダーBLACK SUNに関して、白石監督のコメントによって僅かではありますが明かされていることがあります。
一つは剣聖ビルゲニアが登場すること。
ビルゲニアは監督自身が「めちゃくちゃ出てきます」と発言していることから、活躍が期待できますね。
また、ゴルゴムの怪人たちは普通に人間の社会にまぎれて生きている設定で、人間側も異形の怪人が社会の中で増えているのを認識している状態だそうです。
これも漫画版Blackに近い表現ですね。漫画版では、改造されて怪人になった人物は、南光太郎同様、人間の姿になっていました。
やはりBLACK SUNは、テレビ本編よりも漫画版を中心に話を構成していく可能性が高そうです。
怪人が人間社会に紛れ込み、人間側も異形の怪人が増えているのを認識する…これは平成仮面ライダー第1作「仮面ライダークウガ」にも通ずるところがある設定ですね。
クウガ同様、警察組織など、人間社会の様相が物語に組み込まれると、一層現実味が増して面白くなりそうです。
また白石監督は、BLACK SUNの物語のベースが「怪人の存在意義」にあるともコメントしていました。
怪人の存在意義…?
これについては全く想像がつきません!
最後に/まとめ
白石監督は、「仮面ライダーBLACK SUNをどのような方に観てもらいたいか?」
という質問に対して、
『仮面ライダーが大好きな人はもちろん、普段仮面ライダーシリーズを見たことがない方たちにも観てもらいたい。BLACK SUNをきっかけにして、新たなライダーファンを増やしたいという意欲があるし、そんな気構えで撮影に臨みたい』
といった旨の発言をされていました。
仮面ライダーファンはもちろん、ファンではない人にも観てもらいたい。これはおそらく、とても難しいことだと思います。しかし、その気持ちを持ったうえで生まれる作品は、きっと素晴らしい作品になることでしょう。
来たる2022年、仮面ライダーBLACK SUNの公開を心待ちにしています!
さて、これまで紹介した仮面ライダーBLACK。
他の仮面ライダーとは異なる設定に興味を持った方もいるのではないでしょうか。
もし興味がある方は、ぜひこちらのBD-BOXをどうぞ。
サブスクで観たいと言う方は、Amazonプライムならたまに配信しているので検索してみてください。もし配信されていなければ、「Hulu」なら基本的に配信しているはずなので、そちらをどうぞ!

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